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フェミニストのパラドックス

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2021年6月5日
  • 読了時間: 2分

フェミニストと男性化


出生前のテストステロン暴露の指標である2D:4D比でみると、フェミニスト活動家は一般的な女性よりも生理学的・心理学的に男性化している
フェミニストが性役割が交換可能だと信じたり性的に非典型的な行動を取るのは男性化された自身の好みに合わないからだと考えられる

フェミニストの活動は一般的に女性にとって得になると考えられていますが、実際にフェミニストを表明する女性が少ないことはフェミニストのパラドックスとして知られています。


なぜ、フェミニスト活動家として活動する方は一部に留まっているのでしょうか?


これには、男性ホルモンが関係している可能性があることが研究から指摘されています。


2014年の研究によると「2D:4D比でみると、フェミニスト活動家は一般的な女性よりも生理学的・心理学的に男性化している」ことが判明しました。


つまり、フェミニストの女性は高レベルのテストステロン暴露により男性的な傾向があるというわけです。


したがって、フェミニストが性役割が交換可能だと信じたり(家事や育児などは男性もできると考えるなど)性的に非典型的な行動を取る(子育てよりも地位を求めるなど)のは男性化された自身の好みに合わないからだと考えられるわけです。


参考文献:


Madison, G., Aasa, U., Wallert, J., & Woodley, M. A. (2014). Feminist activist women are masculinized in terms of digit-ratio and social dominance: a possible explanation for the feminist paradox. Frontiers in psychology, 5, 1011.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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