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同性を真似る

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2020年8月3日
  • 読了時間: 1分

性別と模倣


子どもは異性よりも同性を真似ようとする

進化心理学では当たり前なのですが、男女は根本的に異なります。


体格、好み、考え方、寿命、男女の相違点を挙げたらキリがないのですが、近年は男女平等が叫ばれることにより、男女はそもそも異なるという事実を忘れてはいないでしょうか?


男女関係なく、ヒトの目的は生存と繁殖です。


協力して生きていくためには、平等に協力するよりもお互いが得意な部分で協力したほうが良いでしょう。


ある研究では、子どもは異性よりも同性を真似ようとすることがわかっています。


これはなぜでしょうか?


例えば、男性が得意な分野が狩りだとします。


すると、大人の男性に求められるのは大きな獲物を獲ってこれる狩りの能力です。


大人になって必要な能力が性別により異なるなら、子どものうちから同性を真似るのは当たり前の戦略ということでしょう。


参考文献:


Shutts, K., Banaji, M. R., & Spelke, E. S. (2010). Social categories guide young children's preferences for novel objects. Developmental science, 13(4), 599–610. https://doi.org/10.1111/j.1467-7687.2009.00913.x

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

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