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感染症の脅威は自己イメージに影響を与えるのか?

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2021年11月22日
  • 読了時間: 1分

感染症と自己イメージの関係


慢性的に病原体を嫌う人は病原体の手がかりがある時に自分の外見をより気にするようになることが判明
そのような人々には医薬品の服用や美容整形など、自分の外見を隠したり改善したりするための行動意図があることも明らかに

病原体の手がかりは私たちの行動を多く変容させます。


手を洗いたがる?ではインフルエンザのパンデミック時には石鹸を使用した手洗い率が向上するということをご紹介しました。


しかし、私たち自身の認識には病原体の手がかりはどのような影響があるのでしょうか?


慢性的に病原体を嫌う人は病原体を手がかりにして自分の外見をより気にするようになることが判明しました。


そのような人々には医薬品の服用や美容整形など、自分の外見を隠したり改善したりするための行動意図があることも明らかになりました。


病原体の手がかりはそれを持つ人々を避けるというだけでなく、自分自身の魅力を改善する方向にも働くというわけです。


参考文献:


Ackerman, J. M., Tybur, J. M., & Mortensen, C. R. (2018). Infectious disease and imperfections of self-image. Psychological science, 29(2), 228-241.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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