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魅力的な女性ほどいじめられる?

間接攻撃の被害と身体的魅力


カナダの25の高校に通う2,319人の参加者(56%が女性)を対象にどのような人物が間接攻撃(真実でない話を流されたり、仲間はずれにされたりなど)の被害を受けるのか検討した2008年の研究
身体的魅力は間接攻撃の被害に関して大きな性差を示した
具体的には、身体的魅力が1標準偏差増加すると、女性が間接的に被害を受けるオッズは35%上昇したが、男性の魅力が1標準偏差増加すると、男性が間接的に被害を受けるオッズは25%低下

魅力的なことは良いことだけなのでしょうか?


「やっかみ」という言葉があるように、もしかすると魅力的な人はそれだけで何らかの被害を受けてしまうことがあるのではないでしょうか?


カナダの25の高校に通う2319人の参加者(56%が女性)を対象にどのような人物が間接攻撃(真実でない話を流されたり、仲間はずれにされたりなど)の被害を受けるのか検討した2008年の研究が参考になります。


結果は興味深いもので、身体的魅力は間接攻撃の被害(この研究ではIndirect victimization)に関して大きな性差を示しました。


具体的には、身体的魅力が1標準偏差増加すると、女性が間接的に被害を受けるオッズは35%上昇したが、男性の魅力が1標準偏差増加すると、男性が間接的に被害を受けるオッズは25%低下したのです。


つまり、(少なくともこのサンプルの)女性にとっては魅力的であることは間接攻撃の危険因子になる一方、男性にとっては間接攻撃の保護因子になったというわけです。


この研究では、身体的魅力の効果以外にも性行動や年齢別の結果なども載っているので、気になる方はぜひ原文をご確認ください。


参考文献:


Leenaars, L. S., Dane, A. V., & Marini, Z. A. (2008). Evolutionary perspective on indirect victimization in adolescence: the role of attractiveness, dating and sexual behavior. Aggressive behavior, 34(4), 404–415. https://doi.org/10.1002/ab.20252

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