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なぜオスとメスは同じ割合で存在するのか?

性比に関する説明


1.オスの数がメスより多い場合
2.メスはより多くの配偶者との子どもを産む
3.メスを多く産みやすい遺伝子の頻度が増加
4.メスの数がオスより多くなると今度はオスの数が増加
5.結果としてオスとメスの割合が同じ状態が保たれる

席替えは男子にとっても女子にとってもワクワクする行事の1つです。


男子も女子も、隣にはどんな異性が来るのかを不安と期待が入り混じりながらくじを引きます。


しかし、この状況には前提条件が必要です。


それは、男子と女子が同じ割合で無ければ成り立たないということです。


もし、男子の数が女子の数の2倍であれば、半分の男子は悲しむことになりますが、逆であれば半分の女子が悲しむことになります。


なぜ性比(男性と女性の割合)はおおむね1:1なのでしょうか?


フィッシャーはこの疑問に対して、興味深く、性比に関して基礎となる理論を提唱しました。


例えば、オスが1個体に対してメスが3個体存在すると仮定しましょう。


すると、オスを産むほど多くの子孫を残せることになります。


反対に、オスが3個体に対してメスが1個体しか存在しない場合、メスを多く産むほど多くの子孫を残せることになります。


つまり、少ない方の性を産みやすい遺伝子の頻度が増加するということを繰り返すことによって性比は1:1の状態を保ちます。


進化的には、性比1:1の状態というのは安定的なわけです。


参考文献:


Hamilton W. D. (1967). Extraordinary sex ratios. A sex-ratio theory for sex linkage and inbreeding has new implications in cytogenetics and entomology. Science (New York, N.Y.), 156(3774), 477–488. https://doi.org/10.1126/science.156.3774.477

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