食事の量と魅力
女性は男性と一緒に食事をすると、食べる量が減る
食事の量が少なくなると女性的に見られ、食事の量が多くなると男性的に見られる
女性が男性の前で少なく食べるのは、男性に魅力的に見られる為の手段
男性の皆さん!
「気心が知れる前は小食だった女性が、仲良くなると意外と大食いだった」という経験はありませんか?
もちろん、「たくさん食べる人が好き!」という男性もたくさんいると思いますが、それとは反対に「最初は小食だったのに...」と思う男性もいると思います。
「なぜ女性は小食を装うのか」について考えてみましょう。
大学のカフェテリアで行われた調査からも、女性は男性と一緒に食事をすると、食べる量が減るということが判明しています。
どうやら、多くの男性が抱く、「最初は小食だったのに...」という現象は勘違いではないようです。
別の研究から、「食事の量が少なくなると女性的に見られ、食事の量が多くなると男性的に見られる」ということも判明しました。
つまり、これら2つを組み合わせると、「女性が少なく食べるのは、男性に魅力的に見られる為の手段」という結論が導き出せます。
なぜなら、もし単純に大勢で食事をすると食べる量が減るのなら、この結論は誤りですが、「男性と」食事をすると食べる量が減るというのは、女性の配偶者獲得の為の行動と言うことが出来ます。
そして、それを裏付ける根拠が「小食は女性的に見られる」ということなのです。
気心が知れ、魅力を偽る必要が無くなった女性は、自分の好きな量を好きなだけ食べ始めるというわけです。
参考文献:
Young, M. E., Mizzau, M., Mai, N. T., Sirisegaram, A., & Wilson, M. (2009). Food for thought. What you eat depends on your sex and eating companions. Appetite, 53(2), 268–271. https://doi.org/10.1016/j.appet.2009.07.021
Bock, B.C., Kanarek, R.B. Women and men are what they eat: The effects of gender and reported meal size on perceived characteristics. Sex Roles33, 109–119 (1995). https://doi.org/10.1007/BF01547938
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