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人生に対して楽観的すぎる?

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2023年9月19日
  • 読了時間: 1分

自分の人生におけるポジティブイベントとネガティブイベント


42の出来事を経験する確率をクラスメートと比較して推定してもらった1980年の研究
ポジティブなイベントについては平均を上回り、ネガティブなイベントについては平均を下回った
人々は非現実的に楽観的であることを示唆

あなたは楽観主義者ですか?それとも悲観主義者ですか?


他の人はどうでしょうか?


だいぶ前の研究ですが、私たち人間が現実をどう捉えているのかわかる研究があるのでご紹介します。


42の出来事を経験する確率をクラスメートと比較して推定してもらった1980年の研究によれば、ポジティブなイベントについては平均を上回り、ネガティブなイベントについては平均を下回ることがわかりました(ポジティブなイベントは自分が経験する可能性が高く、ネガティブなイベントは他人が経験する可能性が高いと考える傾向にあるということ)。


つまり、人々は非現実的に楽観的であることを示唆しているわけです。


ポジティブな方向にこれほど認識が偏っているということは、現実を直視しないことで得られるメリットがあるのかもしれません。


参考文献:


Weinstein, N. D. (1980). Unrealistic optimism about future life events. Journal of personality and social psychology, 39(5), 806.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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