top of page

仲間がいること

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2021年1月2日
  • 読了時間: 1分

仲間の存在と敵の認識


仲間と一緒にいる人は敵を小さいと感じ、脅威を小さく見積もる
他者と戦うか逃げるか決定する際に、仲間の存在を考慮しているということ

皆さんに“仲間”はいますか?


仲間の存在は偉大ですが、それを最も感じる時は“敵”と戦う時ではないでしょうか?


例えば、不審者が突然目の前に現れたとします。


あなたはどのような行動を取るでしょうか?


戦いますか?逃げますか?


戦うかどうかの判断に大切なのは勝つ見込みがあるかどうかでしょう。


2013年に行われた研究は、勝つ見込みを判断する要素の1つとして仲間の存在の重要性を指摘しています。


この研究では、仲間と一緒にいる人は敵を小さいと感じ、脅威を小さく見積もるということが分かりました。


つまり、仲間がいる人は敵と戦っても勝てる可能性が高く、一人でいる人は敵と戦うと負ける可能性が高いので、敵の大きさやて手強さの認識に違いが出るというわけです。


参考文献:


Fessler, D. M. T., & Holbrook, C. (2013). Friends Shrink Foes: The Presence of Comrades Decreases the Envisioned Physical Formidability of an Opponent. Psychological Science, 24(5), 797–802. https://doi.org/10.1177/0956797612461508

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

​合同会社 日本進化心理学IHAセンター ALL RIGHTS RESERVED

  • Twitterの社会のアイコン
bottom of page