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お菓子好きな子ども

子どもの成長と甘いもの好き


身長の高い子どもは甘いものを好む可能性が高い
甘いものを好む程度は大人になると減少する
子どもが甘いものを好むのは成長に必要だからということ

「子どもがお菓子ばっかり食べて、ご飯を食べないで困る」という悩みを聞くことがあります。


なぜ、子どもは甘いものが好きなのでしょうか?


いくつかの研究から、子どもが甘いもの好きな理由を考えてみましょう。


まず、2014年の研究から、身長の高い子どもは甘いものを好む可能性が高いことがわかりました。


さらに、別の研究では、11歳~15歳の子どもがどれだけ甘いものを好むかと、彼らが19歳~25歳になった時にどれだけ甘いものを好むかを調べました。


すると、甘いものを好む程度は大人になると減少するということがわかりました。


これらの研究を踏まえると、子どもが甘いものを大人より好むのは成長に必要だからということが考えられます。


世のお父さんお母さんは、子どもが甘いものをたくさん食べても、成長している途中と思ってみてはいかがでしょうか?


参考文献:


Mennella, J. A., Finkbeiner, S., Lipchock, S. V., Hwang, L. D., & Reed, D. R. (2014). Preferences for salty and sweet tastes are elevated and related to each other during childhood. PloS one, 9(3), e92201. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0092201


Desor, J. A., & Beauchamp, G. K. (1987). Longitudinal changes in sweet preferences in humans. Physiology & behavior, 39(5), 639–641. https://doi.org/10.1016/0031-9384(87)90166-1

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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