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なぜ抵抗するのか?

配偶者防衛行動とそれに対する抵抗


自分を配偶者より魅力的だと考える女性は配偶者保持行動(異性を同性から守る行動)に抵抗する可能性が高い
配偶者保持行動への抵抗としては「メッセージを消去する」などが挙げられる

配偶者を守る為に、私たちはさまざまな配偶者保持行動を使います。


例えば、配偶者が浮気していないか調べる為に、携帯をチェックしたり、公の場で配偶者を自慢したりすることが配偶者保持行動として考えられます。


しかし、時として人はこの配偶者保持行動に抵抗します。


2015年の研究では、どのような女性が配偶者保持行動に抵抗するのか?という疑問に興味深い知見を提供しています。


この研究によると、自分を配偶者より魅力的だと考える女性は配偶者保持行動(異性を同性から守る行動)に抵抗する可能性が高いことがわかりました。


配偶者保持行動への抵抗としては「メッセージを消去する」などが挙げられます。


つまり、メッセージを消去する彼女や奥さんは、自分の方があなたより魅力的と考えている可能性があるということです。


男性からの配偶者保持行動にただ従うだけでなく、女性はしっかりそれに抵抗する戦略も備えているわけです(もちろん、女性が配偶者保持行動を行い、男性がそれに抵抗する場合もありますが...)。


参考文献:


Fugère, M. A., Cousins, A. J., & MacLaren, S. A. (2015). (Mis) matching in physical attractiveness and women's resistance to mate guarding. Personality and Individual Differences, 87, 190-195.

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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