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何に後悔するのか?

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2021年1月31日
  • 読了時間: 1分

性的後悔の男女差


女性は生殖のコストが男性より高い
女性は性的行動に後悔し、男性は性的機会を逃したことを後悔する

男性と女性が関係を持つ時、例えそれがお互いの意思だったとしても同じように幸せや不幸せが訪れるわけではありません。


なぜなら、男女の生殖に関わるコストが異なるからです。


女性は一度妊娠してしまえば、何ヶ月も胎児の為に余分な栄養を必要としますが、男性はそんなことはありません。


生物学的に義務がかかるコストは圧倒的に女性の方が高いのです。


そうなると、男性と女性では異なる後悔の仕方を経験します。


2013年の研究によると、女性は性的行動に後悔し、男性は性的機会を逃したことを後悔するということが分かりました。


一時の感情で関係を持つことは、女性にとって不釣り合いに不幸をもたらす可能性があり、逆に積極的に相手にアプローチしなかったことは男性にとってより大きな不幸をもたらす可能性があるというわけです。


参考文献:


Galperin, A., Haselton, M. G., Frederick, D. A., Poore, J., von Hippel, W., Buss, D. M., & Gonzaga, G. C. (2013). Sexual regret: evidence for evolved sex differences. Archives of sexual behavior, 42(7), 1145–1161. https://doi.org/10.1007/s10508-012-0019-3

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

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