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美人が書けば、素晴らしいエッセイ

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2023年2月28日
  • 読了時間: 1分

書き手の魅力度とエッセイの評価


書き手の外見的な魅力とエッセイの評価の関係を調べた1974年の研究
書き手が魅力的な場合には最も好意的に評価され、書き手が魅力的でない場合は最も低く評価され、書き手の外見が不明な場合は中程度に評価された

作家の作品に惹かれる時、それは何も作品のクオリティだけが重要なのではありません。


ファンは作家の考え方や人生観など、様々な要素を含めて、作品を好むことがあるのです。


今回は、どのように書き手の魅力が作品の評価に影響を与えるのか検討した論文を見てみましょう。


1974年の研究では、60人の男子大学生に女子大生が書いたと思われるエッセイを読んでもらいました。


その後、実験参加者はエッセイの質と書き手の能力をいくつかの面から評価しました。


その結果、書き手が魅力的な場合には最も好意的に評価され、書き手が魅力的でない場合は最も低く評価され、書き手の外見が不明な場合は中程度に評価されることがわかりました。


書き手の魅力は作品の評価に影響したというわけです。


参考文献:


Landy, D., & Sigall, H. (1974). Beauty is talent: Task evaluation as a function of the performer's physical attractiveness. Journal of Personality and Social Psychology, 29(3), 299.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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