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出産と声の変化

ホルモンによる声の変化


産後1年間は女性の声は低く、単調(音域が狭くなる)になる
出産に伴う女性の声の変化は一過性のものであることから、老化ではなくホルモンの変化が原因である可能性がある

出産を経験した女性の皆さんは、出産後の低い声に悩んだことはないでしょうか?


そうです。研究からも、出産後には女性の声は低くなることがわかっているのです。


2018年の研究は「産後1年間は女性の声は低く、単調(音域が狭くなる)になる」ということを明らかにしています。


実は、出産に伴う女性の声の変化は一過性のものであることから、老化ではなくホルモンの変化が原因である可能性があると示唆されています。


産後に自分の声が低くなってもあまり気にする必要はないでしょう。


参考文献:


Pisanski, K., Bhardwaj, K., & Reby, D. (2018). Women's voice pitch lowers after pregnancy. Evolution and Human Behavior, 39(4), 457-463.


Baker, J. (1999). A report on alterations to the speaking and singing voices of four women following hormonal therapy with virilizing agents. Journal of voice, 13(4), 496-507.


Lindholm, P., Vilkman, E., Raudaskoski, T., Suvanto-Luukkonen, E., & Kauppila, A. (1997). The effect of postmenopause and postmenopausal HRT on measured voice values and vocal symptoms. Maturitas, 28(1), 47-53.

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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