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今を生きるか未来を生きるか

社会経済的地位がもたらす影響


ヒトは育った環境で生存戦略を変更する

子どもが育つ環境はなぜ大切なのでしょうか?


それは、ヒトが育った環境を参考にして将来の生存戦略を変更するからでしょう。


例えば、育つ環境を区別する方法として、社会経済的地位(socioeconomic status)というものがあります。


社会経済的地位とは社会的地位と経済的地位を合わせたもので、一般的に資本主義社会では社会的地位と経済的地位には相関関係があり、高い地位にいるということは、社会的にも経済的にも高い地位ということを表します。


親の社会経済的地位が高ければ、子どもは安定的な戦略を取り、親の社会経済的地位が低ければ、子どもはリスクある戦略を取ります。


安定的な戦略とは、ギャンブルなどのリスク行動を取ろうとせず、未来に投資する(大学進学など)ことをいいます。


リスクある戦略とはギャンブルなどのリスク行動を取り、未来には投資しない(高校卒業など)ことをいいます。


二つの異なる戦略を取るのは、ヒトが幼少期の環境を手掛かりに現実世界を認識する為、貧しい家庭で育てば、未来に投資しても返ってこない可能性が高く、裕福な家庭で育てば、未来に投資する方が得だと考えるからです。


参考文献;


Griskevicius, V., Tybur, J. M., Delton, A. W., & Robertson, T. E. (2011). The influence of mortality and socioeconomic status on risk and delayed rewards: A life history theory approach. Journal of Personality and Social Psychology, 100(6), 1015–1026. https://doi.org/10.1037/a0022403

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