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男が争う相手は?

犯罪に遭いやすいのは男か女か


男が殺すのは男である

犯罪、特に殺人事件のような暴力的な犯罪と聞くと、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?


もしかすると、強いものが弱いものに暴力を振るうというようなイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?


フェミニストの中には男性が協力して女性を抑圧するというような主張をされる方もいますが、これは適切ではありません。


なぜなら、男性が争う相手の多くは男性だからです。


実際、殺人事件の被害者の多くは男性であるという研究結果も出ています。


ある研究によると、1976年〜1987年に米国で発生し、15歳以上の被害者が関与した215,273件の殺人事件のうち、77%が男性被害者、23%が女性被害者でした。


簡潔にいうと、男女の関係とは(進化の上では)繁殖の関係です。


つまり、男性にとって女性と争うことはあまり有益ではありませんが、男性同士が争う事には(ライバルを減らすという)進化上の意義があります。


確かに、どの社会でも犯罪を犯すのは圧倒的に男性(約79%〜約85%の犯罪は男性によって行われる)ですが、被害者のほとんどが男性という事実も忘れてはなりません。


参考文献;


Kellermann, A. L., & Mercy, J. A. (1992). Men, Women, And Murder.The Journal of Trauma: Injury, Infection, and Critical Care,33(1), 1–5. doi: 10.1097/00005373-199207000-00001


A STUDY ON HOW MEN AND WOMEN ARE REPRESENTED IN ... (n.d.). Retrieved from https://www.heuni.fi/material/attachments/heuni/reports/Ast1S7Egx/Crime_and_gender_taitto.pdf

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