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霊長類は母親以外による育児を行うのか?

霊長類におけるAllomaternal care(AMC)


霊長類において、Allomaternal care(母親以外のグループメンバーによる育児)がどれほど一般的か調べた2015年の研究
データがある154種のうち74%でAMCは存在
霊長類の進化の初期にAMCに対する強い選択圧があった可能性を示唆

人間社会というのはとても面白いもので、自分とは血のつながりのない子どもを(程度の差はあれ)自分の子どもと一緒に育てることがあります。


先進国でも、育児を担っているのは母親だけではありません。


保育園や幼稚園などでは多くの人が協力して養育を手伝っています。


他の霊長類ではどうなのでしょうか?


霊長類におけるAllomaternal care(母親以外のグループメンバーによる育児)がどれほど一般的か調べた2015年の研究によれば、データがある154種のうち74%でAMCの存在が記述されていることがわかりました。


また、興味深いのは霊長類の間にこれだけAMCが一般的ということは、霊長類の進化の初期にAMCに対する強い選択圧があった可能性を示唆していることです。


ヒトだけでなく、多くの霊長類にとってAMCは重要なことだったのかもしれません。


参考文献:


Tecot, S., & Baden, A. L. (2015). Primate allomaternal care. Emerging trends in the social and behavioral sciences: an interdisciplinary, searchable, and linkable resource, 1-16.

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