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大学生のカジュアルセックスの後悔

カジュアルセックスの質と後悔の性差


大学生を対象に、一度きりの相手や24時間以内に知り合った相手と行うカジュアルセックス(uncommitted sexual encounters)の後悔について調べた2012年の研究
女性は男性よりも後悔する可能性が高い
質の高いセックスは後悔に繋がりにくいが、質の低いセックスはその逆

マッチングアプリやSNSの普及により、見知らぬ人と会うことが可能になっている現代ですが、今回はカジュアルセックスの負の側面(後悔)について考えてみましょう。


約21歳のカナダの大学生を対象に、一度きりの相手や24時間以内に知り合った相手と行うカジュアルセックス(uncommitted sexual encounters)の後悔について調べた2012年の研究によれば、女性は男性よりも後悔する可能性が高いことがわかりました。


また、質の高いセックスは後悔に繋がりにくいが、質の低いセックスはその逆であることがわかりました。


これは、性的関係において男性と女性のコストが異なることを考えてみるとわかりやすいのかもしれません。


男性よりも性的関係に関してコストがかかる女性は後悔しやすいが、多くの女性と関係を持つことで適応度が上昇する男性(女性は男性に比べて、適応度は上昇しない)は後悔しにくいというわけです。


参考文献:


Fisher, M. L., Worth, K., Garcia, J. R., & Meredith, T. (2012). Feelings of regret following uncommitted sexual encounters in Canadian university students. Culture, Health & Sexuality, 14(1), 45-57.

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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