top of page

意外と多い突然変異

父親の年齢と新生突然変異の関係


父親の年齢が1つ上がる度に新生突然変異は2つ増える

「突然変異」と聞くと滅多に起こらないような現象だと思う方も多いのではないでしょうか?


進化の歴史では突然変異が生まれては消え、その中でもより優位な形質が受け継がれていくということが繰り返されてきました。


実は、(遺伝子の複製の失敗の割合から考えると、とても低い確率ですが)突然変異とはあまり珍しい現象ではないのです。


ある研究によると、新生児が持つ新生突然変異(親が持たない遺伝子の変化)は平均約60個になります。


この数は母親の年齢ではなく父親の年齢と関連があり、父親が20歳の場合には25個、父親が40歳の場合には65個という風に、年齢が1つ上がる度に2つの新生突然変異が誕生します。


突然変異は進化のきっかけをもたらすだけではなく、遺伝子疾患やさまざまな病気の原因となることもあるので注意が必要です。


参考文献;


Arslan, R. C., Willführ, K. P., Frans, E. M., Verweij, K., Bürkner, P. C., Myrskylä, M., Voland, E., Almqvist, C., Zietsch, B. P., & Penke, L. (2017). Older fathers' children have lower evolutionary fitness across four centuries and in four populations.Proceedings. Biological sciences,284(1862), 20171562. https://doi.org/10.1098/rspb.2017.1562


Kong, A., Frigge, M. L., Masson, G., Besenbacher, S., Sulem, P., Magnusson, G., Gudjonsson, S. A., Sigurdsson, A., Jonasdottir, A., Jonasdottir, A., Wong, W. S., Sigurdsson, G., Walters, G. B., Steinberg, S., Helgason, H., Thorleifsson, G., Gudbjartsson, D. F., Helgason, A., Magnusson, O. T., Thorsteinsdottir, U., … Stefansson, K. (2012). Rate of de novo mutations and the importance of father's age to disease risk.Nature,488(7412), 471–475. https://doi.org/10.1038/nature11396

תגובות


bottom of page