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ポジティブな評判を維持したい未就学児

未就学児のポジティブな評判とズルの関係


未就学児がポジティブな評判を維持するか検討した2016年の研究
クラスメイトから良い評判を聞いたと伝えられた未就学児はゲームにおいてズルをする可能性が低かった

世界中で毎日、多くの人がSNSの投稿を行なっていますが、SNSでは他人からの評価や反応を直接見ることができるため、「いいね」や「コメント」の数をついつい気にしてしまいます。


私たちはそれだけ評判を気にしているということですが、評判を気にするのは大人だけなのでしょうか?


未就学児がポジティブな評判を維持するか検討した2016年の研究によれば、クラスメイトから良い評判を聞いたと伝えられた未就学児はゲームにおいてズルをする可能性が低いことがわかりました。


評判を維持する動機が道徳的行動と関連しているということが未就学児において確認された研究でした。


参考文献:


Fu, G., Heyman, G. D., Qian, M., Guo, T., & Lee, K. (2016). Young children with a positive reputation to maintain are less likely to cheat. Developmental Science, 19(2), 275-283.

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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