top of page

暴力は黒人が?白人が?

人種とステレオタイプの関係


アメリカの研究:黒人の暴力犯罪率が高い州では黒人ー暴力のステレオタイプがより強く、白人の暴力犯罪率が高い州では黒人ー暴力のステレオタイプがより弱いことが判明
ステレオタイプの一部は環境的手がかりに由来するということ

ステレオタイプと聞くと皆さんはどういうイメージを抱きますか?


先入観や固定観念の事をステレオタイプと言いますが、アメリカなどでよくあるステレオタイプは「黒人は暴力的だ」などでしょう。


ステレオタイプはしばしば差別と関連づけられますが、常に悪いものなのでしょうか?


アメリカの研究では「黒人の暴力犯罪率が高い州では黒人ー暴力のステレオタイプがより強く、白人の暴力犯罪率が高い州では黒人ー暴力のステレオタイプがより弱い」ことが判明しました。


これは「ステレオタイプの一部は環境的手がかりに由来する」ということを意味しています。


つまり、ステレオタイプは単に無知からくる短絡的な考えなどではなく、環境に応じて変化する柔軟な考え方であり、それは現実社会の問題を解決しようとするものだという事です(この例で言うと、白人が暴力犯罪と結びついている状況では黒人を暴力的だと変わらず認識することは不適応的なので、黒人ー暴力のステレオタイプが弱まるということ)。


参考文献:


Johnson, D. J., & Chopik, W. J. (2019). Geographic variation in the Black-violence stereotype. Social psychological and personality science, 10(3), 287-294.

Коментарі


bottom of page