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社会的距離を保つことの難しさ

ストレスと対人距離の関係


ヒトはストレスを感じると他者と近づこうとする

新型コロナウイルスの影響により、社会的距離を保つこと(Social Distancing)が求められるようになりました。


しかし、「家に閉じ籠ったり」「友人と会わない」というようなことを実践することはなかなか難しいと多くの人は実感するのではないでしょうか?


その理由は、ヒトが社会的な動物でありストレスを感じると他者と身を寄せ合って問題に対処してきたからだと言えるでしょう。


実際、"幸せホルモン"と呼ばれており、幸福感を高めるとされているオキシトシンというホルモンはハグをするだけで分泌されることがわかっています。


つまり、ヒトは基本的には他者との繋がりを保っていたいわけです。


進化において対処してきた多くの問題(敵に襲われることや飢え)はそれぞれの個体が身を寄せ合い、1つの集団となることで解決してきました。


しかし、新型コロナウイルスにより余儀なくされている「他者との非接触」という問題は進化によって培われてきたヒトの問題への対処方法と合っていないことでしょう。


参考文献:


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Light, K. C., Grewen, K. M., & Amico, J. A. (2005). More frequent partner hugs and higher oxytocin levels are linked to lower blood pressure and heart rate in premenopausal women. Biological Psychology, 69(1), 5-21. doi:10.1016/j.biopsycho.2004.11.002


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