初回性交後の感情変化
初回性交後の感情変化の性差を調べた2001年の研究
女性は初回性交後に肯定的な感情の変化を経験する傾向にある
男性(特に短期的な配偶戦略を追求する男性)は初回性交後に否定的な感情の変化を経験する傾向にある
“長期的な関係を促進する必要がある女性”と“コミットメントを抑制する必要がある短期的な配偶戦略を追求する男性”という違いがこの差を生み出している可能性がある
私たちは異性と関係を持った後にどのようなことを感じるのでしょうか?
もちろん、個人差があると言ってしまえばそこまでなのですが、男性と女性に違いはあるのでしょうか?
初回性交後の感情変化の性差を調べた2001年の研究を見てみましょう。
この研究によれば、女性は初回性交後に肯定的な感情の変化を経験する傾向にある一方、男性(特に短期的な配偶戦略を追求する男性)は初回性交後に否定的な感情の変化を経験する傾向にあるということがわかりました。
つまり、“長期的な関係を促進する必要がある女性”と“コミットメントを抑制する必要がある短期的な配偶戦略を追求する男性”という違いがこの差を生み出している可能性があるというわけです。
この論文では研究が2つありますので、さらに詳しく知りたい方はぜひ参考文献をご確認ください。
参考文献:
Haselton, M. G., & Buss, D. M. (2001). The affective shift hypothesis: The functions of emotional changes following sexual intercourse. Personal Relationships, 8(4), 357–369.
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