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幼児が望む介入

リーダーの役目


生後17ヶ月の幼児はリーダーが違反に介入し、不正行為者に立ち向かうことを期待することが研究から判明
リーダーの責任についての抽象的な期待は進化のルーツを持っている可能性を示唆

就職活動などでグループディスカッションをしたことがある人は意見が割れてなかなかまとまらないという状況を経験したことがあると思います。


もっとひどければ、仲間同士で争い合うようなヒートアップした状況もあるでしょう。


そんな時、どのように対立は解消されるべきなのでしょうか?


2019年の研究からグループ内でのリーダーの責任について考えてみましょう。


「生後17ヶ月の幼児はリーダーが違反に介入し、不正行為者に立ち向かうことを期待する」ことが研究から判明しました。


これは「リーダーの責任についての抽象的な期待は進化のルーツを持っている可能性

」を示唆しています。


つまり、リーダーになるということはただ権力を欲しいままにするというメリットだけではなく、グループ内の違反に介入しなければならないという義務も背負っているというわけです。


参考文献:


Stavans, M., & Baillargeon, R. (2019). Infants expect leaders to right wrongs. Proceedings of the National Academy of Sciences, 116(33), 16292-16301.

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