声の魅力、SHR、WHR、初交年齢、性的パートナーの数、EPC、EPCパートナーとして選ばれた数
声の魅力がどのような変数と関連するのか調べた2004年の研究
SHRが高い男性、WHRが低い女性は異性からの声の魅力の評価が高い
異性からの声の魅力の評価は初交年齢の低さ、性的パートナーの数の多さ、EPC(ペア外交尾)パートナーの数の多さ、EPCパートナーとして選ばれた数の多さを予測
声を聞くだけでドキッとするようなことはありませんか?
声というのは実にさまざまな情報を伝えています。
今回は、声の魅力はどのような変数と関連するのか調べた2004年の研究から「声」について考えてみましょう。
まず、SHR(shoulder-to-hip ratio)が高い男性、WHR(waist-to-hip ratio)が低い女性は異性からの声の魅力評価が高いことがわかりました(それぞれ異性からの声の魅力の評価と正相関、負相関だったということです)。
また、異性からの声の魅力の評価は初交年齢の低さ、性的パートナーの数の多さ、EPC(ペア外交尾)パートナーの数の多さ、EPCパートナーとして選ばれた数の多さを予測していました。
異性からの声の魅力の評価がこれだけの変数と一貫した、有意な関連を示すということは非常に興味深いと思います。
論文内には男性と女性、それぞれの結果の表があり、とてもわかりやすいので、気になる方はご確認ください。
参考文献:
Hughes, S. M., Dispenza, F., & Gallup Jr, G. G. (2004). Ratings of voice attractiveness predict sexual behavior and body configuration. Evolution and Human Behavior, 25(5), 295-304.
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