女性の"foodie call"はどれだけ一般的か
奢ってもらう為に付き合う気がない相手とデートに行く(foodie call)女性がどれだけいるのか調べた2020年の研究
2つの研究において、調査対象女性の23~33%がfoodie callをしたことがあることが判明
foodie callをしたことがある女性は(foodie callをしたことがない女性に比べて)foodie callが社会的に受け入れられるものであると認識する傾向にあった
「食事代は男性が奢るべきか、女性が奢るべきか、それとも割り勘にするべきか」
このテーマに関しては、飲み会の席で話題になることもありますし、多くの有名人がさまざまな意見を述べてきましたが、今回は少し関連する話題として、「foodie call」を扱った研究をご紹介します。
foodie callとは「食事代を奢ってもらう為に付き合う気がない相手とデートに行く」ことを意味します。
2020年の研究では、foodie callをしたことがある女性はどれくらいいるのか?という点に注目しています。
研究1と研究2をまとめると、調査対象女性の23~33%がfoodie callをしたことがあることが判明しました。
また、foodie callをしたことがある女性は(foodie callをしたことがない女性に比べて)foodie callが社会的に受け入れられるものであると認識する傾向にあったこともわかりました。
もちろん、この研究で得られたサンプルの回答を母集団に直接適用することは問題があるかもしれませんし、男性をや幅広い年代の参加者を調査することも重要だと思われますが、少なくともfoodie callというものがあって、一定数の女性がfoodie callをしたことがあるとわかることで、冒頭の議論はより良いものになるかもしれません。
参考文献:
Collisson, B., Howell, J. L., & Harig, T. (2020). Foodie calls: When women date men for a free meal (rather than a relationship). Social psychological and personality science, 11(3), 425-432.
Comentarios