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自転車でも...

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2021年10月24日
  • 読了時間: 2分

自転車に関連するリスク行動の性差


オランダの研究では金銭的リスク(ライトの不使用)、盗難リスク(自転車の施錠)、身体的リスク(危険な運転)の状況においてリスクを取る性差を検証
男性は女性よりもライトを使用する可能性が低く、自転車のロックが(2つではなく)1つのみの可能性が高く、違法に線路を横断する可能性が高いことが判明

大都市のように信号が多い地域では、目的地に辿り着くまでに車ではなく自転車を使ったほうが早いこともあります。


しかし、自転車はいくつかの点でリスク行動との関連が見られます。


例えば、自転車のライトの不使用は、罰金などの金銭的リスクに結びつけられますし、駐車の際に施錠をしないことは盗難リスクに繋がります。また、危険な運転は身体的リスクに関連づけられることは容易に想像できるでしょう。


オランダの研究では金銭的リスク(ライトの不使用)、盗難リスク(自転車の施錠)、身体的リスク(危険な運転)の状況においてリスクを取る性差を検証しました。


その結果、男性は女性よりもライトを使用する可能性が低く、自転車のロックが(2つではなく)1つのみの可能性が高く、違法に線路を横断する可能性が高いことが判明しました。


男性が女性よりもリスクを取る傾向があるということはオランダの自転車利用者の間でも確認されたというわけです。


リスクを取るのは結構なことですが、法に触れるようなことは皆さんしないように気をつけましょう。


参考文献:


Cobey, K. D., Laan, F., Stulp, G., Buunk, A. P., & Pollet, T. V. (2013). Sex differences in risk taking behavior among Dutch cyclists. Evolutionary psychology, 11(2), 147470491301100206.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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