top of page

出産すると老ける!?

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2021年10月29日
  • 読了時間: 1分

出産回数と魅力の関係


生殖(妊娠、授乳、育児)はコストがかかる
子供の数が異なる閉経後の女性の魅力、若さ、健康を参加者が評価
出産回数の少ない女性は、出産回数の多い女性に比べて、魅力的で若々しく、健康的であると判断された
生殖のコストが女性の外見に影響を与えている可能性を示唆

私たちは生きているだけで何らかのコストがかかっています。


心臓を動かすのも、免疫システムを維持するのも、全てエネルギーが必要です。


同じように、生殖(妊娠、授乳、育児)はとてもコストがかかるということがわかる研究をご紹介します。


2018年に行われた研究では、子供の数が異なる閉経後の女性の魅力、若さ、健康を参加者が評価しました。


すると、出産回数の少ない女性は、出産回数の多い女性に比べて、魅力的で若々しく、健康的であると判断されました。


生殖のコストは女性の外見に影響を与えているというわけです。


子どもを産むというのは嬉しいことばかりでなく、払う犠牲もあるということなのでしょう。


参考文献:


Marcinkowska, U. M., Little, A. C., Galbarczyk, A., Nenko, I., Klimek, M., & Jasienska, G. (2018). Costs of reproduction are reflected in women's faces: Post‐menopausal women with fewer children are perceived as more attractive, healthier and younger than women with more children. American journal of physical anthropology, 165(3), 589-593.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

​合同会社 日本進化心理学IHAセンター ALL RIGHTS RESERVED

  • Twitterの社会のアイコン
bottom of page