top of page

病気がちな子どもは美男美女好きになる!?

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2020年7月25日
  • 読了時間: 1分

幼少期の病気と異性の顔の好みの関係


幼少期に病気がちな子どもは大人になると魅力度が高い異性を好むようになる

ある人は男性的な顔を好み、ある人は女性的な顔を好む。


その差はなんでしょうか?


ある研究によると、幼少期に病気がちな子どもは大人になると男性的もしくは女性的な特徴が誇張された異性を好むようになることがわかりました。


つまり、病気がちだった男性は女性的な顔の女性を好み、病気がちだった女性は男性的な顔の男性を好むということです。


この仮説の背景には2つの根拠が存在します。


1つ目は病気のなりやすさが異性に求める健康レベルに影響を与えるということです。


2つ目はより男性的な顔をもつ男性やより女性的な顔をもつ女性は健康的ということです。


ヒトは自分にないものを求めるとはよく言いますが、幼少期の病気のなりやすさが将来の異性の顔の好みにまで影響を与えるとは、とても興味深い話です。


参考文献:


Barra, M. D., Debruine, L. M., Jones, B. C., Mahmud, Z. H., & Curtis, V. A. (2013). Illness in childhood predicts face preferences in adulthood. Evolution and Human Behavior, 34(6), 384-389. doi:10.1016/j.evolhumbehav.2013.07.001


Johnston, V. S., Hagel, R., Franklin, M., Fink, B., & Grammer, K. (2001). Male facial attractiveness: Evidence for hormone-mediated adaptive design. Evolution and Human Behavior, 22(4), 251–267. https://doi.org/10.1016/S1090-5138(01)00066-6

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

​合同会社 日本進化心理学IHAセンター ALL RIGHTS RESERVED

  • Twitterの社会のアイコン
bottom of page