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採用されやすいのは?

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2020年7月27日
  • 読了時間: 1分

魅力度とライバルの評価


魅力的な異性の評価は高い
魅力的な同性の評価は低い

採用面接の際に、魅力度が高い人は有利なのか不利なのか考えたことはないでしょうか?


魅力的な人は評価が高くなるのか、それとも低くなるのか、そんな疑問を確かめた研究があります。


その研究によると、魅力的な異性は高く評価され、魅力的な同性は低く評価されることがわかりました。


これは、仕事の採用と大学の入学という異なる条件(架空)でも同じ結果になりました。


つまり、異性とは潜在的な繁殖相手であり、魅力的なことは有利に働きますが、同性とは潜在的なライバルであるため、魅力的なことは不利に働くというわけです。


採用者が異性か同性かということも合否を左右する要素の1つなのかもしれません。


しかし、この研究には続きがあり、実は自尊心が高い人は魅力的な同性を低く評価しなかったのです。


自分の価値が高いと感じている人は同性のライバルの出現を気にも留めないということでしょう。


参考文献:


Agthe, M., Spörrle, M., & Maner, J. K. (2011). Does Being Attractive Always Help? Positive and Negative Effects of Attractiveness on Social Decision Making. Personality and Social Psychology Bulletin, 37(8), 1042–1054. https://doi.org/10.1177/0146167211410355

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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