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不安定な男らしさ

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2023年10月27日
  • 読了時間: 1分

男らしさと女らしさの非対称性


男らしさに対する人々の信念を調べた2008年の研究
男らしさは女らしさとは対照的に、継続的な社会的証明が無ければ失われやすい不安定な状態とみなされることが明らかに

構成概念が2つある時、それらの関係が常に対称的であるとは限りません。


例えば、男らしさと女らしさは男と女という部分が違うだけで、同じような概念とみなせるのでしょうか?


男らしさに対する人々の信念を調べた2008年の研究を見てみましょう。


この研究には5つの研究が含まれていますが、男らしさは女らしさとは対照的に、継続的な社会的証明が無ければ失われやすい不安定な状態とみなされることがわかりました。


この研究は引用されている回数も非常に多いので、興味がある方はぜひこの研究から始めて、その後の研究を追ってみてはいかがでしょうか?


参考文献:


Vandello, J. A., Bosson, J. K., Cohen, D., Burnaford, R. M., & Weaver, J. R. (2008). Precarious manhood. Journal of personality and social psychology, 95(6), 1325.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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