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子どもはどれだけ手がかかるのか?

不足するカロリー


3つのコミュニティを調査した結果、子どもは生まれてから大人になるまでの間に、平均して1,000万〜1,300万キロカロリーが不足しており、不足分は大人によって補われなければならない
子どもは18歳になるまでに必要なカロリーの20〜25%程度しか自力で手に入れることができない

子どもの食欲は大人からすれば羨ましいと思うくらい旺盛です。


特に、思春期にはこれでもかというくらい大量の食事を必要とします。


さて、ここで疑問ですが、子どもは大人になるまでにどれだけのエネルギーを必要とするのでしょうか?


3つのコミュニティ(狩猟採集民族など)を調査した結果、子どもは生まれてから大人になるまでの間に、平均して1,000万〜1,300万キロカロリーが不足しており、不足分は大人によって補われなければならないということがわかりました。


つまり、子どもは18歳になるまでに必要なカロリーの20〜25%程度しか自力で手に入れることができないのです。


私たちが生きてこれたのは、間違いなく周囲の手助けがあったからだということを忘れてはいけません。


ヒト(人)は文字通り一人では生きていけないのです。


参考文献:


Kaplan, H. (1994). Evolutionary and wealth flows theories of fertility: Empirical tests and new models. Population and development Review, 753-791.

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