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子どもはどれだけ手がかかるのか?

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2021年11月25日
  • 読了時間: 1分

不足するカロリー


3つのコミュニティを調査した結果、子どもは生まれてから大人になるまでの間に、平均して1,000万〜1,300万キロカロリーが不足しており、不足分は大人によって補われなければならない
子どもは18歳になるまでに必要なカロリーの20〜25%程度しか自力で手に入れることができない

子どもの食欲は大人からすれば羨ましいと思うくらい旺盛です。


特に、思春期にはこれでもかというくらい大量の食事を必要とします。


さて、ここで疑問ですが、子どもは大人になるまでにどれだけのエネルギーを必要とするのでしょうか?


3つのコミュニティ(狩猟採集民族など)を調査した結果、子どもは生まれてから大人になるまでの間に、平均して1,000万〜1,300万キロカロリーが不足しており、不足分は大人によって補われなければならないということがわかりました。


つまり、子どもは18歳になるまでに必要なカロリーの20〜25%程度しか自力で手に入れることができないのです。


私たちが生きてこれたのは、間違いなく周囲の手助けがあったからだということを忘れてはいけません。


ヒト(人)は文字通り一人では生きていけないのです。


参考文献:


Kaplan, H. (1994). Evolutionary and wealth flows theories of fertility: Empirical tests and new models. Population and development Review, 753-791.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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