魅力度と教師からの期待の関係
魅力的な子どもは知能指数が高いと評価される
魅力的な子どもは両親からの期待が高いと評価される
魅力的な子どもは学業で成功しやすいと評価される
魅力的な子どもは人間関係が良いと評価される
魅力的かどうかは多くのことに影響を与えます。
学校という場面を想像してみると、先生は平等に生徒を評価しているでしょうか?
ある研究では、先生が生徒を評価する際に評価される子どもの魅力度が大きく評価に影響を与えていることが明らかにされました。
教師からの評価:
知能指数(7段階) :3.33(魅力的な子ども)、2.98(魅力的でない子ども)
人間関係(5段階) :3.54(魅力的な子ども)、3.25(魅力的でない子ども)
両親からの期待(6段階):4.66(魅力的な子ども)、4.38(魅力的でない子ども)
学業での成功(7段階) :3.06(魅力的な子ども)、2.65(魅力的でない子ども)
ヒトは顔の魅力度などの外見的特徴から多くの情報を得てきたので、現代社会では見た目に評価が影響されることは仕方がないのかもしれませんが、子どものうちから見た目が良い方が期待されるというのはかわいそうな話です。
参考文献:
Clifford, M. M., & Walster, E. (1973). The Effect of Physical Attractiveness on Teacher Expectations. Sociology of Education, 46(2), 248. doi:10.2307/2112099