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肉食動物の問題解決

脳の大きさと新しい問題を解決する能力


脳の大きさと肉食動物の問題解決能力を調べた2016年の研究
体の大きさに合わせたサイズの箱に餌を入れて9科39種の肉食動物に提示した結果、体重に比べて脳が大きい種ほど箱を開けるのに成功

想像してください。


あなたは今、巨大な箱の中に閉じ込められ、さまざまな種の肉食動物があなたを食べようと必死に箱と格闘しています。


どのような肉食動物が箱を開けるのに成功してしまうのでしょうか?言い換えるのであれば、あなたはどのような肉食動物に食べられ、どのような肉食動物はあなたを食べ損なうのでしょうか?


脳の大きさと肉食動物の問題解決能力を調べた2016年の研究があります。


この実験では、体の大きさに合わせたサイズの箱に餌を入れて9科39種の肉食動物に提示しました。


その結果、体重に比べて脳が大きい種ほど、箱を開けるのに成功することがわかりました。


ちなみに、社会的複雑さや手先の器用さなどの社会生態学的変数は箱を開けられるかどうかを予測できませんでした。


ここからわかることは、冒頭の仮想ストーリーであなたを食べてしまうのは相対的に脳が大きい種だということです。


大きな脳を持つ種は“賢い”のです。


参考文献:


Benson-Amram, S., Dantzer, B., Stricker, G., Swanson, E. M., & Holekamp, K. E. (2016). Brain size predicts problem-solving ability in mammalian carnivores. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 113(9), 2532–2537. https://doi.org/10.1073/pnas.1505913113

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