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ペットを助ける為なら

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2021年12月14日
  • 読了時間: 1分

自分のペットか人間か


死が差し迫った人間(外国人旅行者、故郷の他人、遠いいとこ、親友、祖父母、きょうだい)とペットのどちらを救うのか
ペットを助けたいと思う気持ちは人間との関係性が高くなるほど一貫して低下
男性よりも女性の方が身近な親族ではない人よりもペットを救う確率が高い

ペットを飼ったことはありますか?


ペットを飼っている人と話をすると、家族の一員と考えている人が多いような感じがします。


ペットは家族の一員なのでしょうか?


死が差し迫った人間(外国人旅行者、故郷の他人、遠いいとこ、親友、祖父母、きょうだい)とペットのどちらを救うのか調べた2013年の研究があります。


この研究によると、ペットを助けたいと思う気持ちは人間との関係性が高くなるほど一貫して低下しました。


また、男性よりも女性の方が身内ではない人よりもペットを救う確率が高いこともわかりました。


私たちはペットを文字通り“家族”として扱っていることがわかる研究でした。


私たちが気にかけているのは外国人や見知らぬ同郷の人よりもペットなのです。


参考文献:


Topolski, R., Weaver, J. N., Martin, Z., & McCoy, J. (2013). Choosing between the emotional dog and the rational pal: A moral dilemma with a tail. Anthrozoös, 26(2), 253-263.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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