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選択肢が多いことの弊害

選択肢と満足感


研究1:24種類のジャムの方が人気だが、実際に購入する可能性は6種類のジャムの方が高い
研究2:30トピックよりも6トピックだけを提示された方が、より高い確率でエッセイを書ける
研究3:チョコレートを選ぶ際、6個よりも30個の中から選ぶ方が楽しいが、不満足度や後悔は高い

皆さんは「選択肢」について考えたことはありますか?


大学へ進学するかどうか迷っている学生によくかけられるアドバイスとして、「大学へ行けば将来の選択肢が広がる」というものがあります。


しかし、選択肢が多いことは幸せなのでしょうか?


2000年の有名な研究から、選択肢が多いとヒトはどのような行動に出たり、感情を経験したりするのか考えてみましょう。


研究1では、試食ブースに24種類のジャムと6種類のジャムが展示されていました。消費者はもちろん24種類のブースを喜んで訪れたのですが、実際にジャムを購入したのは6種類のジャムしか展示されていない方が高かったのです。


研究2では、学生がエッセイを書くという課題で、30トピックと6トピックの両方が提示されました。その結果、6トピックだけしか提示されなかった方がより高い確率でエッセイを書くことができました。


研究3では、チョコレートを選ぶ際に、6個よりも30個の中から選ぶ方が楽しいと参加者は考えましたが、その後後悔などを経験した結果、自分の選択にあまり満足していませんでした。


この一連の研究からわかることは、「多くの選択肢から選べる」ということは逆に言えば「多くの選択肢から選ばなければいけない」ということなのです。


限られた選択肢だからこそ得られる幸せもあるというわけです。


参考文献:


Iyengar, S. S., & Lepper, M. R. (2000). When choice is demotivating: Can one desire too much of a good thing?. Journal of personality and social psychology, 79(6), 995.

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