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男女が不貞行為をする理由は異なるのか?

不貞行為の理由の性差


不貞行為の理由の性差を調べた2019年の研究
平均年齢20.36歳の495人(女性259人、男性213人、性別不詳23人)を調査
不貞行為をする理由として、最も強く男女差が見られたのは(男性の場合は)多様性の獲得(より多様なパートナーが欲しかったなど)と(女性の場合は)ネグレクト(パートナーが一緒に時間を過ごしてくれないなど)であった

不貞行為をなぜしてしまうのでしょうか?


進化心理学的な視点に立つと、男女は異なる適応問題に直面してきた為、不貞行為をする理由も異なるかもしれません。


例えば、男性の方が女性よりも多様な異性を求める傾向にあったり、女性の方が男性からのコミットメントを必要としたりするのではないでしょうか?


不貞行為の理由の性差を調べた2019年の研究では、平均年齢20.36歳の495人(女性259人、男性213人、性別不詳23人)を調査して、どのような理由が男女を不貞行為へと駆り立てるのかを調べています。


注意したいのは、ここで言う不貞行為は何も婚姻関係に限ったことではないということです。


性差に関して報告されている結果はいくつかあるのですが、最も男女差が見られたものをご紹介すると、(男性の場合は)多様性の獲得(より多様なパートナーが欲しかったなど)と(女性の場合は)ネグレクト(パートナーが一緒に時間を過ごしてくれないなど)でした。


やはり、異性を多く求めるということが男性の不倫を招き、コミットメントを求めるということが女性の不倫を招きやすいようです。


参考文献:


Selterman, D., Garcia, J. R., & Tsapelas, I. (2019). Motivations for extradyadic infidelity revisited. The Journal of Sex Research, 56(3), 273-286.

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