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多く貢いでもらうには?

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2020年10月2日
  • 読了時間: 1分

性比の偏りと男性からの貢ぎ


男性が多い場合、女性はより貢いでもらえる可能性が高い

男性が女性に貢ぎ、女性はより貢いでくれる男性を選ぶ。


ヒトの長い歴史において、それは一般的でした。


これは、男性が女性を抑圧したいからとか女性を搾取する為とかそういうことではありません。


進化心理学で考える男女の関係とは、基本的に女性に選択権があり、男性は選ばれる側だというものです。


つまり、男性同士が女性を巡って争うのは、女性に選んでもらうためだからです。


ある研究では、性比が男性に偏っている場合(男性が余っている場合)、男性はより多くのお金を女性に使うことを期待されていることが判明しました。


具体的には、男性が余っている場合は婚約指輪の金額やバレンタインデーに使われる金額が多く期待されたということです。


男女の関係も市場原理と同じようなものなのかもしれません(競争が激しければ、より良いサービスを受けられる)。


結果的には、女性が貢いでもらえる状況というのは、男性が多くいる場合ということでしょう。


参考文献:


Griskevicius, V., Tybur, J. M., Ackerman, J. M., Delton, A. W., Robertson, T. E., & White, A. E. (2012). The financial consequences of too many men: Sex ratio effects on saving, borrowing, and spending. Journal of Personality and Social Psychology, 102(1), 69–80. https://doi.org/10.1037/a0024761

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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