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群れたがる男

友情の性差


SNSのプロフィール写真には男性の方が女性より多くの人々が写っている
男性は大きな友情のネットワークを構築することを好む

男性の友人同士で飲みに行くときのあるあるかもしれませんが、2人きりだと何を話していいのか戸惑ってしまうということはありませんか?


もしかすると、男性は2人きりというのが苦手なのかもしれません。


2015年の研究から判明していることは男性は女性よりもSNSのプロフィール写真に写る友人の数が多い傾向があるようです。


つまり、男性の方が女性よりも大きな友情のネットワークを構築することを好むわけです。


進化的な説明を考えてみましょう。


狩りをしていた時代など、男性同士は協力して獲物を手に入れる必要がありました。


狩りに成功する確率が高いのは少数の友人を持っている人よりも大勢の友人を持っている人なのでしょう。


つまり、男性は大きな友情のネットワークを構築することにより、協力して成功を収めてきた可能性があるということです。


質より量、そんな関係が男性の友情の本質なのかもしれません。


参考文献:


David-Barrett, T., Rotkirch, A., Carney, J., Behncke Izquierdo, I., Krems, J. A., Townley, D., McDaniell, E., Byrne-Smith, A., & Dunbar, R. I. (2015). Women favour dyadic relationships, but men prefer clubs: cross-cultural evidence from social networking. PloS one, 10(3), e0118329. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0118329

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

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