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太った女性がモテる!?

資源の不安定性と太った女性の好み


ストレスを抱えた男性は太った女性を好む
先進国で痩せた女性が好まれ、発展途上国で太った女性が好まれるのは、西洋文化と東洋文化の差ではなく、社会経済的地位の差

すこしふっくらとした女芸人やタレントが日本ではモテないけど、海外ではすごくモテるという話をテレビで披露することがあります。


確かに、国によってどのような女性が好まれるのかには差があることは自明の理のように思えますが、その差はなぜ生まれるのでしょうか?


ある研究では、「ストレスを抱えた男性は太った女性を好む」ということがわかっています。


これは、祖先の環境を想像してみると理解できます。


祖先の環境では、ストレスを抱える状況と言うのは「飢え」を感じている時とまずは言うことができます(捕食者の脅威などももちろんありますが,,,)。


そんな時、太った女性は資源をしっかりと確保できている女性と捉えられるので、そういった女性の方がストレス下では好まれるわけです。


さらに、別の研究では「先進国で痩せた女性が好まれ、発展途上国で太った女性が好まれるのは、西洋文化と東洋文化の差ではなく、社会経済的地位の差」ということが言われています。


今までは、西洋文化と東洋文化に差があると、「メディアの影響」とか「資本主義の影響」と解釈されていたのですが、社会経済的地位(金持ちか貧しいか)という指標が男性の好みを形作っているようです。


つまり、西洋文化とは基本的には発展した先進国であり、東洋文化とは発展途上にある貧しい国なので、西洋文化に住む豊かな人々は痩せた女性を好み(資源が不足していないから)、東洋文化に住む貧しい人々は太った女性を好む(資源が不足しているから)というわけです。


「文化」という曖昧な尺度で国を比較するのではなく、進化的観点に基づいた根拠でヒトの心を分析していくと、わかることはさらに増えるのかもしれません。


参考文献:


Swami, V., & Tovée, M. J. (2012). The impact of psychological stress on men's judgements of female body size. PloS one, 7(8), e42593. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0042593


Swami, V. (2015). Cultural influences on body size ideals: Unpacking the impact of Westernization and modernization. European Psychologist, 20(1), 44–51. https://doi.org/10.1027/1016-9040/a000150

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