母乳育児と体重減少
母乳育児は体重減少に関係あり
哺乳瓶と母乳を組み合わせるより、完全母乳の方が体重は減りやすい
長い妊娠期間を終え、生まれた子は可愛い!けれども体重が減らないことが悲しくてしょうがない。
産後の体重が減らないことは多くのお母さんの悩みの種なのではないでしょうか?
24時間赤ちゃんにかまいっぱなしの生活では、なかなか運動する機会もないでしょう。
産後に体重を少しでも減らす方法は無いのでしょうか?
ある研究では、母乳育児は体重減少に関係ありということがわかっています。
つまり、母乳で育てるということは、哺乳瓶で育てるのと違ってお母さんの体から栄養をあげますので、その分お母さんの体重は減るということです。
産後に体重がなかなか減らないというのは、進化的には哺乳瓶が生んだ弊害ということでしょう。
さらに、哺乳瓶と母乳を組み合わせるより、完全母乳の方が体重は減りやすいということもわかっています。
完全に哺乳瓶のお母さんは少しは母乳で、哺乳瓶と母乳を組み合わせているお母さんは母乳だけにしてみると体重減少に役立つということを覚えておくと良いのかもしれません。
参考文献:
Chapman, D. J. (2009). Breastfeeding Inversely Associated With Postpartum Weight Retention. Journal of Human Lactation, 25(2), 242–243. https://doi.org/10.1177/0890334409333353
Krause, K. M., Lovelady, C. A., Peterson, B. L., Chowdhury, N., & Østbye, T. (2010). Effect of breast-feeding on weight retention at 3 and 6 months postpartum: data from the North Carolina WIC Programme. Public health nutrition, 13(12), 2019–2026. https://doi.org/10.1017/S1368980010001503
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