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親になることでリスクを…

  • 執筆者の写真: 日本進化心理学IHAセンター
    日本進化心理学IHAセンター
  • 2024年1月15日
  • 読了時間: 1分

親になる2年前から始まるリスク回避


親になることがリスク回避とどう関係するのか調べた2020年の研究
男女ともに親になることはリスク回避と関連
リスク回避傾向は子どもが生まれる2年前から始まり、子どもが生まれることで最大になり、子どもが成長すると消失していく

友人が結婚したり、子どもが生まれると、何だか変わってしまったなと思うことはありませんか?


昔はバカみたいなことを一緒にしたのに、もうそんなことはしなくなった、と悲しくなる経験をした方もいるかもしれません。


さて、親になることはどのような心理的変化を伴うのでしょうか?


親になることがリスク回避とどう関係するのか調べた2020年の研究では、男女ともに親になることはリスク回避と関連するということがわかりました。


詳しく見てみると、リスク回避傾向は子どもが生まれる2年前から始まり、子どもが生まれることで最大になり、子どもが成長すると消失していくというものでした。


男女が協力して子育てをするヒトにおいては、親の高いリスク回避は子どもの成長を支える機能があるのかもしれません(親のどちらが欠けても、子どもにとっては悪影響になりえる)。


参考文献:


Görlitz, K., & Tamm, M. (2020). Parenthood, risk attitudes and risky behavior. Journal of Economic Psychology, 79, 102189.

 
 

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

​*全ての記事は正確さの担保の為に、出来るだけ多くの引用や参考文献を紹介しますが、最終的な正確さの判断はご自身でなさってください。

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