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吐き気と嘔吐は子どもを産む為に必要!?

吐き気と嘔吐と流産


妊婦が吐き気や嘔吐を経験するかどうかで胎児死亡率が異なるか調べた1986年の研究
吐き気や嘔吐に関して無症状の女性の胎児死亡率(20%)は吐き気を経験する女性の胎児死亡率(10.3%)や実際に嘔吐を経験する女性の胎児死亡率(4.7%)よりも高い

お腹を痛めて子どもを産む女性たちの苦労は想像を絶するものがありますが、中でもつわりは見ている方も苦しくなってしまいます。


しかし、中にはつわりを全く経験しない女性もいます。


今回はつわりの適応的な機能について考えてみましょう。


女性が吐き気や嘔吐を経験するかどうかで胎児死亡率が異なるか調べた1986年の研究を見てみましょう。


吐き気や嘔吐に関して無症状の女性の胎児死亡率(20%)は吐き気を経験する女性の胎児死亡率(10.3%)や実際に嘔吐を経験する女性の胎児死亡率(4.7%)よりも高いことがわかりました。


これは、妊婦がつわりを経験することが病原体から胎児を守る可能性があることを示唆しています。


もちろん、現代社会では医療が進んだおかげで胎児死亡率に関してはこれほどの差は見られないかもしれませんので、こういった古典的な研究はヒトを理解する上で重要な研究であるとも言えます。


参考文献:


Tierson, F. D., Olsen, C. L., & Hook, E. B. (1986). Nausea and vomiting of pregnancy and association with pregnancy outcome. American journal of obstetrics and gynecology, 155(5), 1017-1022.

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