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不貞をするけど疑う?

不貞の認識とエラー管理理論


パートナーの性的不貞を検出できないコストは男性の方が高い
なので、男性は女性よりもパートナーの将来の性的不貞を疑う傾向がある
同時に、男性は女性よりも将来自分自身が性的不貞を犯す可能性が高いと考えている

寝取られにどう対処するのか?では「パートナーと離れて過ごす時間が長い男性はより高い寝取られのリスクを抱える」ということが分かりました。


他の研究でも示されるように、パートナーの性的不貞を検出できないコストは男性の方が高いのです。


これは、エラー管理理論から説明が可能です。


パートナーが性的不貞を働いている場合、それを検出できない場合により不利益を被るのは男性(自分の子どもではない子どもを育てる)の方なのです。


生物が参加している「繁殖競争」では、自分の遺伝子を残せるかどうかが大切なのですが、男性は常に生まれた子どもが自分の子かわからない「父性の不確実性」を抱えます。


したがって、進化心理学的にはパートナーの不貞を疑う強さは男性の方が高くなることが予測されます。


実際に、2009年の研究では、男性は女性よりもパートナーの将来の性的不貞を疑う傾向があるということが分かりました。


興味深いことに、男性はパートナーの将来の不貞を疑うと同時に、男性は女性よりも将来自分自身が性的不貞を犯す可能性が高いと考えていることも分かりました。


不貞を自分はするが相手の不貞も疑う、そんな傾向を持つのが男性なのでしょうか。


参考文献:


Shackelford, T. K., Goetz, A. T., McKibbin, W. F., & Starratt, V. G. (2007). Absence makes the adaptations grow fonder: Proportion of time apart from partner, male sexual psychology, and sperm competition in humans (Homo sapiens). Journal of Comparative Psychology, 121(2), 214–220. https://doi.org/10.1037/0735-7036.121.2.214


Goetz, A. T., & Causey, K. (2009). Sex differences in perceptions of infidelity: Men often assume the worst. Evolutionary Psychology, 7(2), 253–263. https://doi.org/10.1177/147470490900700208

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