ハイヒールと歩行時の魅力の関係
ハイヒールを履いて歩いた女性はより魅力的だと判断される
フラットシューズと比較してハイヒールを履くと歩幅が減少したり、お尻の回転と傾斜が増加する
ハイヒールは人工的に歩行時の女性らしさを増加させるということ
女性はハイヒールがお好きではハイヒールを履くことで腰椎前弯の角度が変化し、それが健康さをアピールすることになるので、女性の魅力度が上昇するという研究を紹介しました。
しかし、女性はハイヒールを履いてただ立っているだけではありません。
歩いている時、女性の魅力度はハイヒールによって増加するのでしょうか?
2013年の研究から、「ハイヒールを履いて歩いた女性はより魅力的だと判断される」ことがわかりました。
また、「フラットシューズと比較してハイヒールを履くと歩幅が減少したり、お尻の回転と傾斜が増加する」こともわかりました。
これらの結果から、「ハイヒールは人工的に歩行時の女性らしさを増加させる」ことが示唆されています。
女性はハイヒールを履くと立っていても歩いていても魅力的に見えるわけですね。
参考文献:
Morris, P. H., White, J., Morrison, E. R., & Fisher, K. (2013). High heels as supernormal stimuli: How wearing high heels affects judgements of female attractiveness. Evolution and Human Behavior, 34(3), 176-181.
Lewis, D. M. G., Russell, E. M., Al-Shawaf, L., Ta, V., Senveli, Z., Ickes, W., & Buss, D. M. (2017). Why Women Wear High Heels: Evolution, Lumbar Curvature, and Attractiveness. Frontiers in Psychology, 8. doi: 10.3389/fpsyg.2017.01875
Neumann DA : Kinesiology of the Musculoskeletal System : Foundations for Physical Rehabilitation St. Louis, Mosby, 2002, pp251-310
Lewis, D. M., Russell, E. M., Al-Shawaf, L., & Buss, D. M. (2015). Lumbar curvature: a previously undiscovered standard of attractiveness. Evolution and Human Behavior, 36(5), 345–350. doi: 10.1016/j.evolhumbehav.2015.01.007