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まだ産まない

寿命と出産年齢の関係


平均寿命が最も高い地域では平均年齢27.3歳で出産
平均寿命が最も低い地域では平均年齢22.6歳で出産

身近な人の死が未来を縮めるでは身近な人の死が最初の出産年齢を低下させるという研究を紹介しました。


この研究では、身近な人の死を経験することが自分の人生は残り少ないから早く子どもを産まなければいけないという考えに繋がるために早期の出産を経験するということを主張していました。


では、実際に寿命と出産年齢に相関はあるのでしょうか?


1997年の研究では、平均寿命が最も高い地域では平均年齢27.3歳で出産していましたが、平均寿命が最も低い地域では平均年齢22.6歳で出産していました。


やはり、寿命が短いことが早期の出産に関連し、寿命が長いことは遅い出産に関連するようです。


日本でも問題となる「晩婚化」は寿命が大きく伸びたことが原因なのかもしれません。


参考文献:


Wilson, M., & Daly, M. (1997). Life expectancy, economic inequality, homicide, and reproductive timing in Chicago neighbourhoods. BMJ (Clinical research ed.), 314(7089), 1271–1274. https://doi.org/10.1136/bmj.314.7089.1271

*全ての記事は科学的な知見に基づくものであり、一部の人に不利になるような思想を助長させるものではありません。

*全ての記事の内容は新たな知見等により、多少の修正が必要な場合や正反対の見解が正しいとされる場合もあります。

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