指比でわかる大相撲の成績
低い指比(人差し指が薬指よりも短い)は高い番付や優れた戦績と関連がある
相撲に必要とされる能力もテストステロンと関連があるということ
サッカー選手とレッドカードやなぜマラソンをするのか?では指比とテストステロンの関係を紹介しました。
しかし、2D:4D比は他にもさまざまな研究の対象となっています。
日本に馴染み深いもので言うと、大相撲の成績と指比の関連を調べた研究があります。
2012年の研究では、「低い指比(人差し指が薬指よりも短い)は高い番付や優れた戦績と関連がある」ということがわかりました。
これは、「相撲に必要とされる能力もテストステロンと関連がある」ということを意味しています。
指の長さを見て大相撲の成績が(少しですが)分かるなんて、不思議な話ですね。
参考文献:
Tamiya, R., Lee, S. Y., & Ohtake, F. (2012). Second to fourth digit ratio and the sporting success of sumo wrestlers. Evolution and Human Behavior, 33(2), 130-136.